

熊をぼる
熊は、非常に優れた嗅覚を持っており、3キロ離れた場所からでも臭いを嗅ぎ分けるといわれています。
「熊をぼる」はカプサイシン・木酢液などを混合しており、強力な刺激臭を発生させます。その刺激臭を嗅いだ熊は、「体が燃えてしまう」様な感覚になる様です。
「熊おぼる」の”ぼる”とは、青森県津軽弁で”追い払う”という意味です。
熊からあなたを様々なシーンで守ります

施工事例
熊の動画は伝農アシスト株式会社が
被害状況確認用に現地にて撮影した映像です


対策圃場に行った際に、今通ったばかりに 熊の足跡は濡れていました!筆者の長靴と比較しても大きいです。
近くに隠れていると思うとドキドキしています

作物被害
には
圃場には、熊おぼる(300ml)のボトルの中央を上記写真の様に切り込みを入れて吊るして設置。
50~100m間隔で吊るして設置。(又は、1000mlを分割して小分けしてもOKです)
風上に設置すると、約3Km位まで匂いが行くようです。
畜産肥料用トウモロコシ畑

熊の足跡
収穫の時期を狙っている

熊被害の様子(ドローン撮影)


獣道の近くにも設置




ハイキング
キャンプ
山菜、キノコ狩り
には
携帯用熊をぼるを袋から出して、リュックに取付。
他の熊対策グッツと共に。
キャンプは、テントの外周の茂みの前へ。
テントの近くに置くのでは、遅すぎます。 来ないように 茂み側に設置して 熊に警戒させることが必要です。



自宅周辺
には
自宅周辺には生ごみ等は外には置かない。
匂いを出すことのないようにしてください。
風向きによっては、熊が近くまで餌を求めてやぅてきます。
事前防御としては、熊をぼるを 熊が来ると思わる方向の家から離れた所に吊り下げてそこから家まで来ないようにするのが良いでしょう。
尚、熊をぼるは匂いが発生しますので、ご近所迷惑の場合には ご相談のうえ 設置ください。
また、お子様の近くではご利用しないようにしてください。液体が目や口に入らないようにしてください。


ゴルフ場周辺
には
山間部等では、電柵等の対応等をされていると思いますが、広大なコース敷地をカバーするのは容易ではありません。
風上や、コースの OBから離れた位置に 10~30m間隔で設置するのも良いと思います。
イノシシやシカ除けにも効果があります。

獣害被害
サル
鹿
イノシシ
には
猿の場合には、匂い等があっても寄ってきます。猿の場合には、猿の通る獣道のワイヤーや木の枝にに塗る必要があります。
布などに染み込ませて塗ったり、通り道にその布を置くのも効果的です。
サルは、手が敏感で 触ると逃げていきます。
鹿、イノシシは、前記同様吊るしたり 布に染み込ませて配置するのが効果的です。
青森県内で栽培、製造しています


熊をぼる
(旧 熊にげる)
熊をぼる
実証状況
熊忌避に効果
がある理由
地域総合整備財団のよる「鳥獣被害防止忌避剤開発事業」として、研究開発を行いました。
東京大学の先生に問い合わせした所、当時世界一辛い「ブート・ジョロキア」と木酢液を混ぜた液がゾウを対象とした忌避効果があるということを知り、海外からジョロキアを輸入して試験、試行を行い、全国の自治体様等と協力し実施し意見を行い、高い成果を上げました。
(青森県弘前市、深浦町。静岡県御殿場市。長野県高山市。山形県小国市。岩手県奥州市。秋田県能代市二ツ井町他)
その後、青森県内で本格的にジョロキアを栽培し、青森県内の材料を用いて量産化が実現し現在の「熊おぼる」の製品が出来ました。
大学の獣医学部に依頼し、調べてもらったところ熊のほかに、シカ、イノシシ、タヌキ、ハクビシン、アライグマにも同様の効果が見込めるとの報告があったそうです。
「熊をぼる」が獣害忌避剤として有効な理由は、木炭を作る過程で出来る木酢液が鼻にツーンときて、これが山火事を連想するみたいです。さらにジョロキアを添加することで、熊は体が燃えてしまう感覚になるそうです。
